ピアノなどの鍵盤楽器教室の体験談。ピアノの他には、オルガンやエレクトーンも含まれます。その他の楽器教室に関しては、楽器・音楽のページをご覧ください。
ピアノ、オルガン、エレクトーン教室の特徴
大人向けのピアノ教室と比較して、幼児向けのピアノ教室の特徴として、長時間のレッスンをしない、譜面を使って演奏するレッスンだけをするわけではない、といったことが挙げられます。例えば、お子さんがまだ小さい内は1回のレッスンは30分以内ということもあります。ピアノ教室に限らず、幼児の集中力だと30分程度がレッスンに臨む限界です。
譜面を使った鍵盤のレッスンは、習い始めてからある程度の時間が経過してからというのが一般的です。それまでは、音楽と体操を組み合わせたようなリトミックと呼ばれる教育を行ったり、太鼓やカスタネットのような幼児でも扱える楽器で音楽を楽しんだり、お子様の成長に合わせたレッスン内容でカリキュラムが組まれています。
月謝の相場は4,000円から6,000円ぐらいです。将来ピアニストを目指す子や有名な先生、あるいはレッスンの回数を多くする場合は、月に1万円以上となることもあります。
レッスンは、大きく分けて個人とグループの2種類があります。個人の場合、先生がマンツーマンで見てくれるので、子どもの特徴に合わせてくれるというメリットがありますが、先生との相性が合わなかったり、グループに比べたら高額になることがあるなどのデメリットもあります。グループレッスンの場合は、子ども同士が互いに意識し合うことで、練習に励むモチベーションを高めることができます。また、一緒にリズムを取って歌を歌ったり、お互いのピアノを聞いたりすることで、より練習を楽しむことができますが、ペースが合わないと落ちこぼれてしまうという危険もあるので、その子の適性に合わせて見定める必要があります。